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【ドル円環境認識&テクニカル分析】米雇用統計の結果を受けインフレ再燃!?ドル高トレンドは継続か(~2025.01.11)

 本ブログをご愛読いただき、ありがとうございます。管理人のまおけんです。
2025年最初の環境認識を行いますので、月足から1時間足まで長期足に沿ってドル円のチャートを点検していきます。また、私が普段トレードする際に必ず使用している水平線やトレンドラインを用いてテクニカル的な側面も見ていきますので、よろしければ最後までお読みいただけると嬉しいです!


月足

【環境認識】
 120円から100円でレンジ推移していたところから、150円付近まで急上昇しています。
その後は、安値と高値を切り上げながら綺麗にトレンドを形成していますので、月足では上昇トレンドであるといえます。ローソク足から見ても再度160円へタッチしそうな勢いがありますので、このチャートの形を頭の隅で意識しながら今年のトレード戦略を練っていきます。

【テクニカル分析】
 図1.より上昇トレンドですので水平線のサポートもしくはブレイクを狙って買いでトレードを仕掛けたいところですが、チャンスは数か月に1回あるかないかなので気長にチャンスを持ちたいと思います。

図1.月足の水平線とトレンドラインを引く前と後の比較


週足

【環境認識】
 161.9円台で高値をつけた後、目立った戻り売りを付けることなく一気に140円まで下落しているため下降トレンドですが、月足で意識された水平線にタッチ後、勢いよく戻しています。金利差やアメリカ情勢等を鑑みても下降トレンドが続く可能性は低いため、こちらも買いトレードをメインにトレードしていきます。

【テクニカル分析】
 図2.より次に意識される水平線が160円台なのでこのあたりで売りをメインにポジションを仕込んでいく予定です。それまでは落ちたところを買っていくスタイルでトレードしていきます。

図2.週足の水平線とトレンドラインを引く前と後の比較


日足

【環境認識】
 高値安値を綺麗に切り上げており、上昇トレンドであるといえます。しかし、直近の値動きは流動が悪く159円を手前に伸び悩んでいる印象を受けます。このような状況下では要人発言や経済指標等により一時的に調整波がくることがあるため、どこまで落ちるのかを冷静に分析し、損切貧乏にならないように注意が必要です。

【テクニカル分析】
 図3.よりサプライズがない限りは、買い目線でトレードしていきます。しかし、日足の最高値を作った起点ラインを割るようでしたら先述した通り、調整波が出ると思いますので戻り売りを狙って売りでトレードしていきます。

図3.日足の水平線とトレンドラインを引く前と後の比較


4時間足

【環境認識】
 高値安値を切り上げているので上昇トレンドですが、上昇の勢いがなく上下に長いひげが目立つため、あまり綺麗なトレンドとはいえずレンジ相場であると考えたほうが腑に落ちます。引き付けてポジションを持ってもすぐに駆られてしまうようなチャートになっているので、利益を出していくが難しいです。こういう状況では資産を大きく減らさないように忍耐強く待つ姿勢が大事です。いつかはレンジが終わってトレンドが再開しますので、それまでは損切貧乏やポジポジ病で資産を減らさないように注意していきます。

【テクニカル分析】
 図4.よりレンジ相場なので必ず、水平線やトレンドラインまで引き付けてから買いでトレードします。綺麗なチャートではないのでその時の値頃感でトレードしないよう注意します。

図4.4時間足の水平線とトレンドラインを引く前と後の比較


1時間足

【環境認識】
 トレンドがコロコロ変わっており、不安定な値動きをしているのでレンジ相場であるといえます。金曜日に米雇用統計と失業率の発表があり、市場予想を上回ったため最初は買いで反応しました。しかし、米10年国債の金利が下がり始めるとそれにつられて、158.9円から157.2円まで急下落しました。ここ数か月の急上昇により上値がかなり抑えられてます。週足や日足目線の調整波がきてもおかしくないため、数円の急下落も視野に入れながらトレードしていく必要がありそうです。

【テクニカル分析】
 図5.より4時間足同様にきれいなチャートではなくレンジ相場なので水平線までしっかり引き付けてトレードしていきます。水平線まで引き付ける理由は言うまでもないと思いますが、目立つ高値安値のラインで反発が起こりやすく、損切ラインも浅く設定しやすいので私はトレードする際は必ず水平線まで引きつけてからトレードするようにしています。

図5.1時間足の水平線とトレンドラインを引く前と後の比較